アーユルヴェーダ始めてみます!

ひょんなことから出会ったアーユルヴェーダを実践しつつ深めていく日々の様子を書き綴る。

2015年02月

ちょっと間が空いたが あなたの体質チェックの続きを始めよう。

プラクリティー チェック
(本当の自分を知る)
本来その人が持っている三つの体質(ドーシャ)のバランスをチェックする。
ドーシャとは、くどいようだがヴァータ、ピッタ、カパ。
本当の自分の体質・性質を調べる。
当てはまる答えをチェックして、ヴァータ、ピッタ、カパ、それぞれの合計数を出す。

あまり考え込まずに直感で選ぶこと。
プラクリティ チェック2
『子どものころのあなたは?』
*4~5歳のころの自分をよく思い出してから始めてください。
     
ヴァータピッタカパ
Q1 からだの動きは?素早いかった人並みだったゆっくりだった
Q2 興奮しやすい?とてもしやすかったどちらかというとしやすかったほとんどしなかった
Q3 動揺しやすい?すぐオロオロする子だった
多少気になる程度だった何事にもあまり動じない子だった
Q4 理解の仕方は?早いけれど表面的だった早さは普通だけれど応用が得意だった遅いけれど深かった
Q5 記憶力は?忘れっぽかった人並みだった一度覚えたら忘れなかった
Q6 消化の仕方は?日によって不規則だったすぐに消化してしまうほうだったゆっくり消化するほうだった
Q7 食欲は?あるときとないときの差があったいつも食欲旺盛だったそれほど食べたがらなかった
Q8 一度に食べる量は?ムラがあったたくさん食べられたたくさんは食べられなかった
Q9 好みの味付けは?甘いもの、塩気のあるもの、酸っぱいもの甘いもの、苦いもの、渋いもの辛いもの、苦いもの、渋いもの
Q10 どんな食事が好き?あたたかい食事とあたたかい飲み物あまり熱くない食事と冷たい飲み物乾燥していて水分の少ない食事
Q11 外出したくないのはどんな日?乾燥している日蒸し暑い日寒くてどんよりした日
Q12 眠り方は?浅くてすぐ目が覚めた気持ちよく眠れていた深いけれど目覚めが悪かった
Q13 よく見る夢は?飛んだり走ったりする怖い夢。木や山がよく出てきた暴力的で怒りに満ちた夢。激しい炎や稲妻、太陽が良く出てきた穏やかな自然の景色の夢。水や草花、鳥が良く出てきた
Q14 便通は?不規則だった1日に2回以上あった頻繁ではないが規則的だった
Q15 便の状態は?たいてい硬かったやわらかいほうだった硬くもやわらかくもなかった
Q16 汗はよくかく?ほとんどかかなかった汗っかきで腋臭があった少しかく程度だった
Q17 異性への感情や行動は?すぐに意識するけれど、あまり行動にはうつさなかった
適度に意識し、確実に行動していた性的な欲求が普段からとても強かった
Q18 こころの状態は?悩みが多く、注意散漫になりがち。不安でどうしようもないことがよくあったイライラして、怒りやすい。周りのことが目に入らないことも多かったいつも落ち着きがあって、時間はかかるが確実に問題解決していた
Q19 行動は?行動やものの扱いが乱雑で、ものをよく壊す子だった
なんでもきちんとこなせるが、堅苦しい感じのする子だった
何をするにも、人より遅れがちな子だった
Q20 話し方は?早口のおしゃべりで、話がよく飛ぶ子だったはっきりとした鋭い口調で、話し上手な子だったあたたかい雰囲気で、物腰やわらかくゆっくりと話す子だった
Q21 歩き方は?軽快で活発だけれど、少しせわしなく歩く子だったしっかりとした足取りで、規則的な歩調で歩く子だった安定感のある足取りで、ゆっくりと歩く子だった
Q22 からだの関節は?硬くてボキボキ鳴っていたやわらかくてしまりがなかった引き締まっていて頑丈だった

診断結果 あなたの体質は?

・プラクリティ チェック1『現在のあなたは?』の結果
 ヴァータ (  )個  ピッタ (  )個   カパ (  )個

・プラクリティ チェック2『子どものころのあなたは?』の結果
 ヴァータ (  )個  ピッタ (  )個   カパ (  )個


ヴァータが、ピッタ、カパそれぞれの2倍以上→ヴァータ体質

ピッタが、ヴァータ、カパそれぞれの2倍以上→ピッタ体質

カパが、ヴァータ、ピッタそれぞれの2倍以上→カパ体質

ヴァータとピッタが、カパよりもかなり多い→ヴァータ・ピッタ体質

ヴァータとカパが、ピッタよりもかなり多い→ヴァータ・カパ体質

ピッタとカパが、ヴァータよりもかなり多い→ピッタ・カパ体質

ヴァータ、ピッタ、カパがほとんど同数→ヴァータ・ピッタ・カパ体質

子どものころのチェック表の診断結果が、あなたの「本当の体質」(=プラクリティ)
現在のチェック表と子どものころのチェック表で異なる診断結果が出た人は、からだのドーシャのバランスが崩れているということ。

今回出たあなたの体質を覚えておきましょう。
そして『現在のあなたは?』の結果は変化していきます。
時々見直して更新していくといいでしょう。

プラクリティチェックは蓮村誠著 「白湯 毒出し健康法」から引用しました。







まず、白湯つくりから始めた「ぼくのアーユルヴェーダな生活」、そして「ギー」、「太白ごま油」と身近にあるものから取り入れていった。
無理しないで、肩肘張らずにできることから、できるだけやる。
そして習慣になっていけば、それはしめしめ。

そこで原点に戻って、自分の体質を考える。
その体質によって、白湯の取り方も、食事も変わってくるというわけだ。
それを知らずして身体にいいからとむやみに健康食品に飛びつく人々のようにはなるまい。
テレビで、○○は血圧にいいと聞けば○○に飛びつき、スーパーの売り場からその商品が消え去る。
また数ヶ月して、今度は××ががん予防になると聞けば、スーパーの売り場からまたその商品が消える。
テレビのパーソナリティーはその商品を作っている会社からリベートをもらっているのではないかと疑いたくもなる。


プラクリティー チェック
(本当の自分を知る)
本来その人が持っている三つの体質(ドーシャ)のバランスをチェックする。
ドーシャとは、くどいようだがヴァータ、ピッタ、カパ。
本当の自分の体質・性質を調べる。
当てはまる答えをチェックして、ヴァータ、ピッタ、カパ、それぞれの合計数を出す。

あまり考え込まずに直感で選ぶこと。
現在のあなたは?
                                                                                                                                   
ヴァータピッタカパ
Q1 からだの動きは?素早いほう人並みゆっくり
Q2 興奮しやすい?とてもしやすいどちらかというとしやすいほとんどしない
Q3 動揺しやすい?すぐ動揺してしまう多少気になる程度何事にもあまり動じない
Q4 理解の仕方は?早いけれど表面的早さは普通だけれど応用が得意遅いけれど深い
Q5 記憶力は?忘れやすい人並み覚えたら忘れない
Q6 消化の仕方は?日によって不規則すぐに消化してしまうゆっくり消化する
Q7 食欲は?あるときとないときの差があるいつも食欲旺盛それほど食べたがらない
Q8 一度に食べる量は?ムラがあるたくさん食べられるたくさんは食べられない
Q9 好みの味付けは?甘いもの、塩気のあるもの、酸っぱいもの甘いもの、苦いもの、渋いもの辛いもの、苦いもの、渋いもの
Q10 どんな食事が好き?あたたかい食事とあたたかい飲み物あまり熱くない食事と冷たい飲み物乾燥していて水分の少ない食事
Q11 外出したくないのはどんな日?乾燥している費蒸し暑い日寒くてどんよりした日
Q12 眠り方は?浅くて目覚めやすい気持ちよく眠れる深いけれど目覚めが悪い
Q13 よく見る夢は?飛んだり走ったりする怖い夢暴力的で怒りに満ちた夢。激しい炎や稲妻、太陽が良く出てくる穏やかな自然の景色の夢。水や草花、鳥が良く出てくる
Q14 便通は?不規則になりがち1日に2回以上ある頻繁ではないが規則的
Q15 便の状態は?たいてい硬いやわらかいほう硬くもやわらかくもない
Q16 汗はよくかく?ほとんどかかない汗っかきで腋臭がある少しかく程度
Q17 異性への感情や行動は?性的な空想が多く、行動が少ない適度に意識し、確実に行動に移す性的な欲求が普段からとても強い
Q18 こころの状態は?悩みが多く、注意散漫になりがち。不安でどうしようもないこともあるイライラして、怒りやすい。周りのことが目に入らないことも多いいつも落ち着きがあって、時間はかかるが確実に問題解決する
Q19 行動は?人やものにぶつかりやすく、倒したり、壊したりしやすい機敏で、何事も几帳面にこなす行動はいつもゆっくりと静かで、優雅な印象を与える
Q20 話し方は?早口のおしゃべりで、話がよく飛ぶはっきりとした鋭い口調で、話し上手あたたかい雰囲気で、物腰やわらかくゆっくりと話す
Q21 歩き方は?軽快で活発だけれど、少しせわしない感じしっかりとした足取りで、早さも常に変わらない安定感のある足取りで、ゆっくりと歩く
Q22 からだの関節は?硬くてボキボキ鳴るやわらかくてしまりがない引き締まっていて頑丈

プラクリティ チェック1「現在のあなたは?」の結果
   ・ヴァータ    個
  ・ピッタ     個
  ・カパ      個

次回は 「子どものころのあなたは?」

結果は記録しておいてください。

ライフスタイルとしてのアーユルヴェーダを実践することが日本人として 日本人のDNAを持って生まれた人間にとって果たして自然な流れといえるのどうかはわからない。

ぼくが始めたのは長年悩まされ続けていた咳や痰があっという間に解消してしまったという事実。
振りかぶったものではなく、暗闇に突如出現した道しるべにすがったら意外と光明が見え始めたということ。

そして白湯と出会い実践を始めた。
次に「完全なる油」と呼ばれている(と思われる)ギーを作ってみた。

ギーの作り方
<用意するも>
無縁バター スプーン ガーゼ なべ ガラス容器(保存用)

<つくり方>
1. 無縁バターを鍋に入れ、中火であたためる。
2. バターが溶け始め、黄金色の油になり、表面にクリーム状のものが浮いてくる。
   この状態になったら弱火にする。
3. 表面のクリーム状の泡をすべて、スプーンですくいとる。このとき、鍋をかき回さないように気をつけること。
4. 色が透明になり、鍋の底が少し焦げ付き始めたら、火を止める。
5. ギーが冷めるのを待って、ガラス容器に移す。このとき、ガーゼで数回こすと、より純粋なギーになる。
6. 冷蔵庫で保存する。2ヶ月くらいで使い切ること。

<つかい方>
☆ 食用オイルとして、どんな料理にも使えます。
☆ 眠れないとき、おでこに少量塗ると眠りやすくなる。
☆ 疲れ目やかすみ目、ドライアイなど目の不調があるとき、まぶたに少量塗ると症状がやわらぐ。
☆ 痔のとき、患部に綿棒などで塗ると、症状が改善される

蓮村誠氏の著作から引用させてもらった。

ギーを作るのはそんなにハードルは高くないし10分もあればできてしまう。
それ以来、パンに塗ったり チャーハンつくりに利用したり、精力アップにつながると思えば、今までの油を切り替えていくのは手間ではないと思う。
香り高いバターでの調理は楽しくもある。
そんなところから料理のレパートリーが増えるのも歓迎だ。

アーユルヴェーダでは、飲んだり、マッサージしたりするときにごま油を使う。
日本の料理でごま油というとやはりあの香ばしいにおいでしょう。炒め物や天ぷらに使われている人も多いと思う。
ただアーユルヴェーダでは焙煎していないごま油を使う。
(料理で使われている黄色味のつよいごま油は、ゴマを煎ってから搾ったもの。)
焙煎していないごま油を搾ったものを「太白ごま油」と呼んでいる。

ぼくの住んでいるところは長野県の片田舎なのでスーパーの品揃えも都会のようなわけにはいかない。
「太白ごま油」「太白ごま油」と心に念じながら探すこと3軒、一番近いものとして「金白ごま油」というのが色も白っぽくあったが、説明を読むと1割焙煎とある。
結局アマゾンのお世話になり 
「九鬼太白胡麻油」を手に入れた。600gで1,000円は値段もお手ごろ。
プライム商品だったので送料は無料だった。

ごま油は肝臓の機能を回復してくれるらしい。そのまま飲むもよし、味噌汁などに入れるもよし、サラダにかけるもよし、ただ炒め物や天ぷらに使ってはいけないそうだ。
100度を超えるような調理はせっかくの成分を破壊してしまう。
吸収を良くするために一度100度近くまで熱することはOK。

食べることのほかに、うがいも良い。口内炎や口臭予防にスプーン2、3杯を口に含み、普通のうがいと同じように喉と口内をゆすぐ。
すぐに吐き出してしまわずに数分間は口に含んだままにするのが効果的。
風邪の予防、声に張りが出る、さらに白髪がが黒くなる、肌つやが良くなるなどの効果が期待できる。

まだまだ アーユルヴェーダに首を突っ込んだところ。
白湯、ギー、ごま油は常備している。

後はそのとき自分の身体が欲する食べ物をどう組み合わせて摂取していくかを考えていきたい。

また蓮村誠氏の著作は読みやすく実践しやすいので、是非読んでもらいたい。
そして自分でできること、自分に合うものを取り入れて健康な心と身体を手に入れてもらいたいと思う。
 
 

いままで ずっと心の奥に引っかかっていたことがある。

なぜ 日本は日本らしさを捨ててアメリカナイズすることを目標としてきたのか。
今までの伝統や風習を捨てて欧米化を目指してきたのか。

もちろん学校の授業に日本史はあるし世界史もある。
しかし教科書レベルで あるいは受験勉強レベルで日本の歴史は解釈され、字面でおさらいするだけ。

日常生活に根付いていたと思われる「おばあちゃんの知恵袋」的なライフスタイル 因習・風習 おまじない 八百万の神に対する感謝の気持ち等捨て去ってしまった。
特に医学の分野では、民間療法とさげすまれている(ほとんどの医療機関から)身体を温めたり、薬草を使ったり、食べ物の力を生かしていくことには無関心というより嫌悪さえ見せている。
自分たちの医学が如何にすばらしいかという喧伝ばかりで、それに異を唱えるものを抹殺しようとさえしている。

現代医学は対症療法ばかり、悪い患部を切り取る、熱や下痢、咳などの症状を緩和することばかりが優先されている。その病の原因自体を解決しなければ、再発したり、あるいは耐性菌などにより、より強い薬物の使用が求められる。そんな「いたちごっこ」が そちこちで繰り返されている。

また、精神的なものに関しても同様なことが行われている。心の病は、当人がきちんとその原因となった事柄、物事に正対することによって乗り越えられるもの。そこから逃げ出しては解決できるものではない。
しかし、現在行われている治療やカウンセリングは、その原因を探し出し掘り下げることではなく、その原因に蓋をして眠らせること、あるいは外科手術のように心の片隅を切り取ろうとさえしているようにみえる。

なにかおかしい と感じながら流されていく。

どこか違う と気づいていながら見ないふりをして生活している。

そんなときに スリランカのHerbal Cough Syrupと出合った。
生姜と何種類かの薬草と蜂蜜でできている咳のシロップだ。
15年間苦しめられていた喘息によると思われる痰をともなう咳が、このシロップを飲むことで雲散霧消したのだ。
寝る前のティースプーン2杯のシロップが 肺の中の痰をクリアーにし、咳を治めたのだ。
今まで飲み続けたさまざまな薬が(主に気管支拡張剤と去痰薬)止めることができなかった咳や痰が解消したのだ。
そしてアーユルヴェーダに出合った。
インドでは西洋医学の医者と同じように、国家資格を持ったアーユルヴェーダ医学の医者が患者に相対している。5,000年の歴史をバックボーンに現在でも活躍しているのだ。

日本の医学現場の狭小な視野。そのしわ寄せは患者に降りかかってくる。
原因を追究しようとしない切ることばかり(身体も心も)考えている医者に命を託すことはできないと改めて思う。

アーユルヴェーダは、サンスクリット語アーユスと知識、学を意味するヴェーダとの複合語である。
使われる用語も前回紹介したように、ヴァータ、ピッタ、カパとかドーシャとか魅力的な言葉があふれている。
アーユルヴェーダを取り入れていく上にそれぞれの言葉を覚えていくのも一興だろう。

アーユルヴェーダではドーシャのバランスが崩れると病気になるといわれている。
その三要素が身体も心もコントロールしているわけだ。
まさに5,000年の歴史があればこそわかる疫学的真実の積み重ねということだろう。

一日の時間帯によって優位になるドーシャがわかっている。
一日を4時間ごとに6つの時間帯に分けて考える。
時間帯によって優位になるドーシャが変わり、その影響により身体の状態も変わる。
それぞれの時間帯にふさわしい行動があり、それにしたがって一日を過ごすと心身ともに快調になるというわけだ。

☆夜中の2時~朝の6時 ヴァータが優位 体内の老廃物が外に出て行きやすい
 ・起床は午前6時前 白湯を飲む=白湯で排泄を促す
 ・脳の働きが活発になるので 考えたりプランを練ったり

☆朝6時~10時 カパが優位
 ・午前8時までに軽めの朝食をとる
   カパが優位なので消化力が落ちているので軽めにする
 ・粘膜や肺に粘液がたまり 脂肪やリンパ液の循環が活発化
 ・喘息や鼻炎のひとにはつらい時間帯
 *ぼくは まさにアレルギー性鼻炎で喘息もちなのだが、発作の起こる時間が決まっていた。夜中の2時が中心、発作が起きると治まるまでに1時間くらい寝付けない。結局睡眠不足の日々が続くのだ。
また、当然のように朝は鼻が詰まって鼻血が出るほどかむこともあった。

☆10時~14時 ピッタが優位
 ・ピッタは消化をつかさどる 消化力が高まるのので一日のメインの食事は昼にとり 2時までに消化が終わるようにする
 *仕事の都合などでお昼過ぎに昼食にすることも多々あるが もたれた感じが続いていた。それに比べて早く食事をとってから仕事をするほうが効率が良かったりした。

☆14時~18時 ヴァータが優位
 ・身体的活動やスポーツに最適
 *学校の朝練習が問題になっているのは、アーユルヴェーダの影響・・・ではないな。

☆18時~22時 カパが優位
 ・セックスを行うのにいい時間

☆22時~夜中の2時 ピッタが優位
 ・ピッタの増悪による胃腸のトラブルが起きることがある


また季節によってもドーシャのバランスが変わる
☆春
 ・冬の間に蓄積されていたカパが春の日差しの中で溶け出し悪化する
  悪化したカパは消化力を弱め 冬より食欲が落ちるが だんだんピッタが旺盛となり改善する
 ・カパの増悪を防ぐには ジョギング 水泳 サイクリング好きな運動を毎日少しずつやる

☆夏
 ・春から旺盛になったピッタが増悪するので 部屋を涼しくする
 ・陽射しの強まる夏は体力と抵抗力が弱くなるので激しい運動や性行為は控えめに

☆秋
 ・ピッタが増加するので夏の間に衰弱していた体力と消化力は回復する
 ・秋の月見はピッタを緩和し 健康に好影響を与えるので推奨されている

☆冬
 ・冬は太陽が遠のき 月の影響が大きくなるこの時期は 体力や抵抗力が一年で最高となり 食欲もいちばん旺盛になる
 ・冷たい北風の影響によりヴァータやカパが蓄積されるが 体力・抵抗力は強さを保っている
 ・日光浴をして 夜の外出は控え 月を見るのも避ける
 ・冷たい風で悪化したヴァータを緩和するにはオイルマッサージが有効であり 運動の必要性も高まる

自分の体質を知り 一日の時間帯の過ごし方をドーシャあわせ 季節に適応した生活をすることができれば心も身体も健やかに過ごせるというわけだ。

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